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10月16日 コルバニード~犠牲祭~

【閲覧注意】

今日は、衝撃的な写真を。
苦手な方はご遠慮ください。



イスラム教最大のお祭りの一つ、犠牲祭。
バングラデシュでは給料1ヶ月分程度の牛を買い、解体を自分たちの手で行います。

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こういう人が、すべての牛を正しい方法で、締めに行きます。



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「この牛を3等分する。一つは自分たち家族のために。一つは親戚のために。そして最後の一つは貧しい人々のために。」


家族総出で、解体と肉のカット、そして料理。
初めて、ナイフを持って牛の臓器をカットしたり、ベンガルナイフで肉をカットしたり。きっとこの国に来ていなければしなかった経験だとおもいます。



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この、カット作業に疲れたころに出来上がる牛のカレーが、ものすごくおいしかった。ものすごく。




さっきまで、モーモー鳴いてた牛が、今はもう肉になってる。
ベンガル人はどう感じてるんだろう、と思って聞いてみた。


「僕たち日本人はさ、こういう命をいただきます、って改めて感じる機会なんだよね。でもあなたたちはどうやって感じるの?」

「うーん、牛っていうのはさ、神様が食べ物用に作った生き物だから。それをみんなで分けて食べる。これが僕たちイスラムの義務なんだよね。」




食べられるために生まれてきた、生き物。
確かにそう思った時に、それは「当たり前」の行為であるし、思い入れも殺してしまえばそこまで。


でも、そうは言ってもやっぱり、その「当たり前」を「ありがたい」と思える心って素敵だな、と感じた一日でした。

by arigatoru | 2013-10-16 01:08 | バングラの生活


青年海外協力隊 バングラデシュに来ている 新卒小学校教師の 2012年9月から始まった日々の物語。


by arigatoru

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